« 今、繰り返し聞いている歌 | トップページ | 「ビリーブ」 »

初恋の人へ手紙

お元気ですか、美奈子さん。

というより美奈子ちゃんでいいかな。

「美奈子ちゃん」以外で呼んだことはなかったから。

突然お便りしてごめんね。

どうしてもあなたに伝えたいことがあったのでお便りしました。

覚えていますか、小学校の低学年の時の席替えのこと。たしか学期ごとに替えていたよね。当時は木の机で二人一つの机でした。男の子と女の子が手をつないで、二人とも少し恥ずかしげに席に着いたのを。

あれは一年生の何学期だか忘れちゃったけど、席替えの時に一度だけ美奈子ちゃんと手をつないだことがありました。あの時の美奈子ちゃんの手のぬくもり、暖かさ、小ささを今でも覚えていますよ。手をつないだのが嬉しくて、少し恥ずかしくて照れ笑いをしていたのも。席替えで他の女の子と手をつないだこともあっただろうけど、誰と手をつないだのか忘れています。覚えているのはただ一人、美奈子ちゃんだけです。

あれから40年(きみまろの漫談ではない)、あの日の記憶はいつまでも僕の胸に焼き付けてあります。美奈子ちゃんと手をつないだことや、おしゃべりしたことなどをいつまでも色褪せない思い出として、大事に大切にとってあります。

何故、このような手紙を書く気になったのか自分でもよく分かりません。たった一片の紙切れでもいい、ただこの世に生きた証が欲しかった。ずっとずっと自分の胸の奥にしまい続けていたあなたへの思いを一度だけでいい、届けたかった。

これから先どのような事があっても、美奈子ちゃんはずっと僕の心の真ん中にいますから。

大好きな美奈子ちゃんに、これからもずっとずっと

しあわせ届きますように

« 今、繰り返し聞いている歌 | トップページ | 「ビリーブ」 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事